ジョイントバイジョイントセオリーを身をもって体験した話

 

 

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皆さんこんにちは!ファーストクラストレーナーズの岩長です。

テーマから難しそうな話ですが、皆さんにとってとても身近な話になりますのでぜひ最後まで見ていってください!

 

まず、「ジョイントバイジョイントセオリー(Joint by Joint Theory)」とは何かというお話ですが、日本語にすると「身体部位の相互依存性」というような意味になります。

 

こちらは、アメリカの有名な理学療法士であるGray cookという方が考案した考え方で、各関節はそれぞれ、「可動性(良く動く)」「安定性(良く固められる)」のどちらかの主要な役割を持っており、それは交互に並んでいるという理論です。

 

画像でいうと、赤い部分が可動性青い部分が安定性を表すことになります。 

 

これがどのように皆さんの身近な話に繋がってくるかというと、例えば腰痛。

腰が痛いときによく行われるのは腰のマッサージや場所によっては体幹トレーニングを勧められるでしょう。

ですが、本当に患部が問題なのか?という視点を持ってみます。

先ほどの画像を見ていただくと、腰に当たる部位は安定性を示しています。

注目していただきたいのは、その隣の「胸椎」と「股関節」の役割です。

どちらも可動性を主な役割とする関節です。

もし、胸椎もしくは股関節が可動性に乏しかった場合…影響を受けるのは腰になります。

なぜなら、胸椎や股関節が動かない分を腰が補おうとするからです。

 

つまり、腰痛があるとき、確認したいのは患部の腰ではなく、その隣の関節が正常に動くかどうかがとても重要な要素になります。

他にも肩が痛い場合は肘や首、または胸椎。膝が痛い場合には股関節や足首が正常であるかどうかが重要になります。

このように、お互いの関節を影響しあって依存することをジョイントバイジョイントセオリーと呼びます。

 

 

私は普段、私自身の経験から身体の調子を整えるコンディショニング希望のお客様を多く担当しております。

私自身もこの理論を参考にトレーニングを処方することがありますが、先日、その私自身が両足首・両肘・手首を痛めてしまいました。 

特に足首の痛みが強く、正常な歩き方ができず、代償動作を繰り返していました。

(代償動作についてはこちら

 

すると私自身に起こったことは、股関節や腰の疲労感、膝の違和感でした。

私は今まで怪我とはほとんど無縁でしたが、一つの関節が制限されるだけで、様々な部位に影響があったのです。

 

私はこの経験をもとに感じたことは、やはり痛みなどの不調がある部位に惑わされるのではなく、まず他が正常であるかどうかがとても大事であるという事です。 

身体を動かす方も、そうでない方も思い当たることはないでしょうか?

今の内から「予防」という観点でも、何か問題が起こる前に正常でない部分は修正しておくのがいいと、コンディショニングトレーナーとして勧めさせていただきます。

 

ファーストクラストレーナーズでは、皆様のお身体を評価し適切なトレーニングを提案できるトレーナーが多く在籍します。

今の内から…、自分はどうなのかな?と思う方は是非トレーナーにお問い合わせください。 

 

  ★本記事担当★

・コラボ推進室:岩長絵里香(プロトレーナー/コンディショニング講師)

・コラボ推進室:https://www.firstclasstrainers.net/grandfront-osaka-collabo/

 

★体験レッスン受付中★

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