太陽光でダイエット!?

こんにちは!

 

 

 

神戸三宮・神戸元町のパーソナルトレーニングジム『ファーストクラストレーナーズ神戸中央店』パーソナルトレーナーの小松俊介です!

 

 

 

今日で8月も終わり、明日から9月!

1年の延期を経て無事開催された東京五輪の年も残すところ4か月となりました!

今年の夏は梅雨がズレ込んだかのように連日の雨で各地では記録的な豪雨で多くの災害に見舞われた夏でしたね。

ここ1週間はそんな連日の雨を取り戻すかのように天気に恵まれまた暑い日々が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?

 

連日の大雨で太陽の光を浴びない日々が続き、

「日焼けしなくて済むから雨ばんざーい!」

なんて思ってらっしゃる方、いらっしゃいませんか?

 

実は太陽の光というのはダイエット、睡眠(疲労回復)に大きく関係しているんです!

今回はその理由を栄養面、遺伝子面の2つの方向からご説明致します!

 

①太陽の光で筋肉スイッチON!

これは私が3年前に取得した「栄養コンシェルジュ」という資格の中で上げられた内容です。

人類は約700万年前に「猿人」として誕生し、そこから環境の変化に適応しながら進化を遂げてきました。

今でこそスイッチを付ければ電気が付き明るくなりますし、電気がない時代でも火を起こして暖を取ったり、明り代わりにして生活をしてきました。

ただ、初期の猿人や原始人等は生きていくために必要な食事を調達するために、明るい時間に狩りをしたり、木の実を取ったりして活動に必要なエネルギーを確保してきました。

その為、日中は体内に入った栄養素をエネルギーとして筋肉を動かすことが出来るのですが、暗くなった夜にエネルギーを無駄に消費してしまうと、翌朝のエネルギーを確保することが出来ません。

その為、太陽光が人間の活動におけるスイッチ役として働くようになりました。

太陽光を浴びるとビタミンDが生成され、セロトニンというホルモンが分泌されます。このセロトニンが分泌されることで人の細胞は活動を開始し、そこにグルコース(お米や麦など)が摂取されることで、筋肉の活動が活発になります。

 

と、いうことは曇り空の日照不足の日々が続くと、人は本来の活動が出来ず筋肉の働きが弱くなり、エネルギーの消化を活発に行うことが出来ません!

 

結果、太りやすく(痩せにくい)なってしまうのです。

 

勿論、曇り空でも多少の太陽光は浴びることが出来るので、天気が悪いからと言って外出しないのはせっかくの「痩せタイム」を無駄にしていることになります!

この太陽光は朝いちばんが一番いいとされていますが、勿論日中でも構いません!

ただ、少しでも早く太陽光を浴びて1日24時間の中で少しでも身体が活発になるように行動しましょう!

 

②太陽光で脱鬱症状!

こちらは私が今行っている『遺伝子分析カウンセリング』の内容からの抜粋です。

人には生活リズムを整えるために「体内時計」というものが備わっています。

その体内時計は規則正しい生活をしていると正しく機能し、

朝目覚め

夜に寝る

というとてもシンプルでありながらとても大切な機能を果たしています。

この体内時計ですが、遺伝子によってはとても崩れやすい方もいらっしゃいます。

OPN4という遺伝子では光の感じやすさを判断する遺伝子となっており、就寝前の暗い室内でスマートフォンなどの光を見ることによって、脳が覚醒してしまい入眠トラブルを引き起こしてしまいます。

また、CCR1という遺伝子は睡眠回路についての遺伝子となっており、この遺伝子にリスクがある方は日中の強い眠気や入眠時のトラブル(眠れない)などを引き起こしやすい遺伝子型となっています。

この様に「寝るタイミングがズレる」日々が続いてしまうと、朝になって太陽の光を浴びることが出来なくなってしまい、①でお伝えしたようにセロトニンの分泌が低くなり、ホルモンの調整が出来なくなってしまうのです。

そうすると、自律神経に問題が生じ『自律神経失調症』という心の病気になります。

これが『鬱』の始まりです。

 

 

これらのように、太陽の光というのは私たち人間にとって、とても大切なものになっています。

確かに太陽光を浴びすぎてしまうのは、シミなどのお肌のトラブルになりかねませんが、それ以上に太陽光を浴びないことで生じる弊害も大きなものです!

 

適度に太陽光を浴びて心身共に健康な身体づくりに励みましょう!