こんにちは!
神戸三宮・神戸元町・西宮苦楽園・芦屋のパーソナルトレーニングジム『ファーストクラストレーナーズ神戸中央店・苦楽園口店・芦屋店』パーソナルトレーナーの小松です!
ジメジメとした日々が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
ファーストクラストレーナーズは2020年1月に神戸市中央区の【神戸中央店】をオープンしてから8月に西宮市苦楽園【苦楽園口店】をオープン!
そして昨日2021年6月15日には芦屋市打出町に【芦屋店】をオープン致しました!
『あなたのもっと身近に』をモットーにこれからもどんどん店舗展開をしてまいります!
お楽しみに!
さて今回は以前のブログでもお伝えした、競技パフォーマンス向上トレーニングの『野球、バッティング編』です!
バッティングに必要な動作、トレーニングについてお伝えしていきます!
また、今回のこのバッティング動作についてのトレーニングは私が下積み時代を過ごした、東京の六本木ヒルズにある【total workout】で、日本のパーソナルトレーニングの第一人者とも言われているケビン山崎というトレーナーから「プロ野球選手の指導時にま必須だ!」
と言われたトレーニングです!
是非一読願います!(笑)
【動作編】
まずは、バッティング動作を各関節ごとに見ていきます!
※右打ちの方を下肢から順に。
・右足関節:底屈、背屈
・両膝:屈曲、伸展
・股関節:内外転、内外旋
・腰椎:軽度伸展、回旋、体幹安定(固定)
・胸椎:回旋
・肩甲骨:内外転
・肩関節:内外旋
・肘関節:回内外
と前回のゴルフのスイングとほぼほぼ一緒です(笑)
スイング系の種目では、この様に必ずと言っていいほど回旋動作はつきものです!
その為、股関節や胸椎の回旋動作に制限がかかってしまうとスイングがぎこちなくなるだけでなく、強く鋭いスイングが出来なくなってしまいます!
また、ゴルフのスイング動作でもお伝えしたように、体幹部は安定(アンチローテーション)が必要でこの安定性の強化により、下肢から上肢への力の連動もスムーズになってきます!
【トレーニング編】
ゴルフ同様にバッティングでも回旋動作の強化が重要です。ですがゴルフと野球のスイングには大きな違いがあります!
それは何でしょう?
そう、踏み込みです。
右打ちのバッターであれば、スイングの際、右脚で立ち、その右脚で腰を回旋させに行き、左脚で勢いを瞬間的に止め鋭い回旋動作を生んでいきます。
勿論、ノンステップバッティングをされる方もいらっしゃるので例外も中にはありますが、基本的には右脚から左脚の重心移動を行う場面があります。
そんな重心移動や片脚での支持に重要なトレーニングのご紹介を致します!
≪SLRDL≫
〈目的〉
・股関節屈曲動作の向上
・臀筋の筋発揮
・体幹の分離と協働
〈やり方〉
①両足立ちで左手に重り(10~15㎏)を持ち右手は腰
②両膝を軽度屈曲し左脚を後方に伸ばしながら状態を倒す
③状態を倒した際に頭から左足までが一直線になるように体幹を安定させる
④右の臀部のストレッチが感じられたら、臀部を収縮させながら身体を起こしていく
※片手で重りを持ち、片脚で実施するため、身体が回旋していかないように注意する。
このSLRDLでは片脚支持の際の安定性を維持したままデッドリフトの姿勢をとるため、体幹部の安定性と股関節の可動性、臀筋の強化が期待されます。
主に右打ちのバッターがこのトレーニングを実施することで、バッティングの際の『タメ』を作りやすくなり、片脚支持の安定性も増すため、バットコントロールが向上します!
≪SLRDL twist≫
〈目的〉
・股関節屈曲位での内外旋(骨盤の回旋)
・中殿筋(外旋六筋)のストレッチ&強化
・内転筋、中殿筋の協働
〈やり方〉
①両手を腰に当て右脚支持で立つ
②左脚を後ろに引き上体を床と平行になるまで倒す
③頭から左脚までを一直線に保つ
④骨盤始動で左を向きに行く
⑤骨盤始動で右を向きに行く(中殿筋のストレッチを意識)
⑥④、⑤の繰り返しを20回
このSLRDLtwistでは先ほど挙げたSLRDLに回旋動作を入れた種目です。
主に臀筋の強化に使われますが、回旋動作が入ることによって深層筋(外旋六筋)が活発に活動するようになります。
この種目ではバッティングの場面で左脚が着いてから骨盤を回してくる際の股関節の内外旋をスムーズにしてくれ、鋭いスイングを行うことが出来るようになります。
いかがでしたでしょうか?
例として挙げたのは2種目だけでしたが、本来は6~10種目ほど行い、バッティングの様々なシーンを想定したトレーニングを展開していきます!
全部挙げるには文章だけでは無理があるため、興味のある方は是非一度体験レッスンへお越しください!