強くしなやかな身体づくり~Core Training~

こんにちは!

神戸三宮のパーソナルトレーニングジム『ファーストクラストレーナーズ神戸中央店

TOPパーソナルトレーナーの小松俊介です!

 

神戸中央店がある神戸三宮、元町も二度目の緊急事態宣言発令から1ヶ月経ち、徐々に緩和ムードが街に見られるようになってきました。連日報道される新型コロナ感染症患者の数も徐々に減ってきてはいますが、まだまだ終息したわけではありません!

一人ひとりが出来ることを手を抜かずに取り組み、一刻も早く元の生活に戻れるよう頑張りましょう!

私は早くマスクを外してお客様のパーソナルトレーニングが出来るようになりたいです()

 

本日はコアトレーニングに関してのお話です。

 

近年、サッカーの長友選手やプロ野球の糸井選手始め、沢山のTOPアスリートがコアトレーニングというものを導入しているため、皆さんも耳にしたことがあるのではないでしょうか?

ですが『コアトレーニング=腹筋を鍛える』ことではないということを覚えておいてください。

全く違うと言えば語弊がありますが、腹筋と聞いてイメージされるであろう筋肉は、厳密にいえば『腹直筋』にあたります。コアトレーニング=腹直筋(シックスパック)を鍛えるトレーニングではないということを念頭においてください。

 

コア(体幹)を構成している筋肉は

・腹横筋

・内腹斜筋

・外腹斜筋

・横隔膜

・骨盤底筋群

です。

『家』をイメージしてみると分かりやすいと思います・

壁:腹横筋、内・外腹斜筋

床:骨盤底筋群

天井:横隔膜

とこんな感じです。

 

そして、このコアの働きは主に2つです。

 

①コアの固定(Core stability

1つ目はコアの固定です。骨盤帯と胸郭(下半身と上半身)をつなぎ合わせているコアはスクワットやデッドリフトなど、トレーニング時の姿勢の保持に活躍します。スクワットを実施する際にしっかりコアが働いている状態でエクササイズが出来れば、狙った筋肉(大腿四頭筋や大殿筋)に刺激を与えられますが、コアが働いていない状態でエクササイズを行うと代償動作が出てきて他部位への刺激に変わってしまいます。また、腰痛などの障害も懸念されるため、コアの機能は重要なものになっています。

 

②コアの安定性(Core mobility

ランニングや様々なスポーツを行う際にコアを機能させることはとても重要なことです。『IAP呼吸法』で腹腔内圧を高めた状態で、ダッシュやジャンプをすることによって様々な競技パフォーマンスの向上や運動時の動作安定化を図れます。

IAP呼吸法については後日詳しく記載させていただきます。

 

イメージしてみてください。

1、机の上に鉛筆と空き缶を立てた状態で置く。

2、机をグラグラと揺らす。

3、真っ先に倒れるのは?

 

おそらく鉛筆だと思います。

どちらも円柱状の物ですが、両者の差は太いか細いかです。

細い=コアが安定していない

太い=コアが安定している

 

この様にコアが安定しているか否かで動作への影響は大きく反映されます。

 

皆さんが行っているトレーニングも何を目的にするかで種目は大きく変わってきます。

ですが、トレーニングうえで本日お伝えしたコアトレーニングというのはとても重要なことですので、是非コアを意識したトレーニングを展開していってください!