こんにちは!
神戸三宮のパーソナルトレーニングジム『ファーストクラストレーナーズ神戸中央店』
TOPパーソナルトレーナーの小松俊介です!
本日は表題にある通り、パーソナルトレーニングが結果が出る理由についてお話しさせていただきます。
本題に入る前に私の筋力トレーニングプロフィールを少し(笑)
ベンチプレスMAX:160㎏
スクワットMAX:180㎏
デットリフトMAX:210㎏
※MAXとは1RM(repetition maximun=最大挙上反復回数)のことで、自身が自力で挙げられる最大数値のことを指します。
実はこの数値、私が学生時代に陸上競技のやり投げという種目を行っていた際のものです。
やり投げとは長さ260cm、重さ800gのスチール製の槍を約30m助走を付け、どれだけ遠くまで投げられるかいうのを競う競技です。
私の学生時代のやり投げの記録は65m01cmですが、社会人9年目になった今のやり投げの記録は64m97㎝。ほぼ一緒の記録です(笑)
社会人1年目からパーソナルトレーナーとして仕事をしているとはいえ、筋力トレーニングをする時間も、槍を投げる時間も学生時代に比べ格段に減りました。
BIG3と言われる先ほどご紹介した筋力トレーニングの今現在の数値は
ベンチプレスMAX:150㎏
スクワットMAX:160㎏
デットリフトMAX:190㎏
とお恥ずかしい話、落ちています(笑)
では、なぜ9年前と同じレベルのパフォーマンスが出来ているのか。
もちろん学生時代のトレーニングを手を抜いていたわけではありません。
それは「質の高いトレーニングが出来ている」からです。
学生時代は
とにかく重いものを上げて筋力を付ければ槍は飛ぶ。と信じてトレーニングをしていたのに対し、今は「どこの関節をどのように動かせばどこの筋肉が使われるか」というのを意識して筋力トレーニングをしています。
僕の大好きなベンチプレスを例に挙げてみると
①ベンチプレスで主に使われる筋肉
・主動筋:大胸筋
・拮抗筋:広背筋
・協同筋:上腕三頭筋、三角筋前部
②ベンチプレスでの主な関節の動き
・胸椎:軽度伸展
・肩甲胸郭関節:内転下制(後傾)
・肩甲上腕関節:水平外転、水平内転
という感じです。
学生時代:とにかく重い物を上げて筋肉の出力を上げる
のに対し
現在:①、②のことを意識して大胸筋を使う。結果、重りが上がる
という意識でトレーニングを行っていました。
すると、学生時代どんなに重いベンチプレスを行っても発達しなかった大胸筋が、どんどん大きくなってきたんです。
その意識改革のきっかけをくれたのが社会人1年目に入社した『Total workout』の先輩パーソナルトレーナーでした。
先輩は僕の行っているベンチプレスを見て、「もう少し重量を下げて大胸筋の収縮を感じ、各関節の動きを意識するように」とアドバイスをいただきました。
すると、今まで15回出来ていた100㎏のベンチプレスが8回でGive up(笑)
大胸筋はパンパンになり、筋肉痛が4、5日続いたのを今でも覚えています。
僕の体験談で少し遠回りしましたが、これこそが『パーソナルトレーニングが結果が出る理由』です。
パーソナルトレーナーは自分の意識や動作の癖を見てもらい、目的を達成するための最短距離を導いてくれる存在です。
これはマッスルな身体づくりだけでなく、様々なスポーツのパフォーマンスアップにも繋がります。
ゴルフなどの捻転を伴う種目のパーフォーマンスアップには、胸椎の回旋、肩甲骨の内転、外転だけではなく、股関節の内旋、外旋や内転筋の収縮意識など沢山の要素を必要としています。
そういった『自分に必要な動き』やボディラインを綺麗にするために必要な筋肉を鍛える為の『関節の動き』などを的確にアドバイスしてもらい、確実に結果がでるパーソナルトレーニングを皆さまも是非一度受けてみてください。